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民主党元代表の小沢一郎氏の強制起訴による公判では裏金の立証は行われないという。

陸山会事件:小沢被告裁判 「裏金」の立証せず 「検察官役」が方針(毎日新聞 2011年3月2日)

政治資金規正法違反(虚偽記載)で強制起訴された民主党元代表の小沢一郎被告(68)の公判で、検察官役の指定弁護士が、中堅ゼネコン「水谷建設」(三重県桑名市)幹部から元代表側に渡った疑いがある裏金1億円を立証しない方針であることが分かった。小沢元代表側関係者によると、指定弁護士は2月14日の協議で裁判所と弁護側にこうした方針を伝えたという。元代表の公判は、元秘書の裁判より速いペースで進む見通しとなった。

 元秘書3人の裁判で、弁護側は虚偽記載の背景事情として裏金授受があったとする検察側の立証方針に反発。起訴から初公判まで約1年かかり、17回の公判が開かれることになった。元代表の初公判も今夏以降との見方があったが、主な争点は元秘書との共謀に絞られることになり、公判前整理手続きや公判が速いペースで進む可能性が高まった。【和田武士、野口由紀】
(引用ここまで)

小沢氏には強制起訴後に裁判終了までの党員資格停止処分が下されている。
しかし、この処分には疑問を感じざるを得ない。
そもそも、この強制起訴は検察の起訴と同等のものではなく、
無作為に選ばれた一般市民11名が検察審議会として判断したものである。

今回の件で、小沢氏が無罪になった場合、民主党は一体どうするのだろうか?
管首相や岡田幹事長は責任をとれるのだろうか?
(そもそも検察は2度にわたって起訴断念している事案だ)

小沢氏の主張は以下に要旨がある。
小沢元代表処分問題:倫理委に提出した文書「私の主張」(毎日新聞 2011年2月22日)


一連の動きは小沢氏に対するいじめのようなものだ。
こんなことをしたところで、支持率が回復するわけでもないだろうに。
実際、下降の一途をたどっているわけが。

そして、マスコミも完全にそれに乗っかっている。
こんな記事を見つけた。

小渕優子は非難せず 大メディアの「小沢献金」批判は支離滅裂(週刊ポスト2010年12月17日号)

それにしても、大メディアの陸山会献金報道は論理が支離滅裂という他ない。読売新聞は、〈「小沢部隊」カネで形成〉(12月1日付)と、小沢氏が昨年の総選挙前に91人の候補に4億4900万円を配ったこと自体を批判した。

 しかし、選挙時には、自民党各派の領袖が所属議員に選挙資金を配り、民主党でも、小沢氏だけでなく菅首相はじめ各グループが傘下の候補者に資金を配って支援している。小沢氏だけが選挙でカネを配れば悪になり、受け取った側まで批判されるのはなぜか。

 最も倒錯している批判は次のくだりだろう。

〈通常、「表に出ないカネでやる」(自民党関係者)と言われてきた、有力政治家から議員、候補者への軍資金提供。なぜ、小沢氏は今回、表に出したのか〉

 小沢氏が寄付を政治資金報告書で公表したことさえ批判の対象なのだ。社会の木鐸なら、むしろ「裏金でやっている」と語る自民党関係者を追及するのが当然ではないのか。

 大新聞は、先の北海道補選で「クリーン」を掲げて当選した町村信孝・元官房長官が政治資金で不動産を購入していたことは批判しなかったし、西松建設の政治団体から寄付を受けた自民党議員の問題には口をつぐんでいる。また、小渕優子・代議士の政治資金収支報告書に記載の日付間違いが判明したが、これは大メディアがこぞって批判してきた小沢問題の「期ずれ」と全く同じ“重大犯罪”なのに、批判する報道は何もない。
(引用ここまで)

マスコミ関係者も小沢氏が無罪になった場合は知らない顔はできないだろう。
社会全体がいじめに加担する、それを傍観して無視している。
こんな状態は異常ではないかと思う。
文責:新発田


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